やっと得られた母の愛

母のテコちゃんにまた怒られました。

 

今度は一言でいうとぼくの愛が足りないのだと思います。

 

先日母のテコちゃんから薬の処方箋を薬屋に届けてくれと頼まれました。

 

OK!とはいえぼくはもの凄く忘れっぽいので、忘れちゃうかもしれないから、今いった方が良いのなら行くよ!というと、

 

母はいまは炎天下で暑いから行かなくて良いといいます。

 

じゃあいつまでに届けておけば良いの?

 

明日出かけるときについでに届けてくれれば良いといいます!

 

ぼくはいったん出かけてしまうと、自分のための銀行振込するための振込用紙も忘れて1週間くらいカバンに入ったままになっていたりするので、

 

じゃあいま行くよ!というと、いまは猛暑で申し訳ないので明日の朝で十分だとなり、

 

明日の朝は忘れそうだしどうしようかなぁと右往左往していたら、

 

母がそんなにいきたくないの!?といきなり怒りだし、

 

いやそういうわけじゃないよと、

 

なにを思ったか、母はいつも生活クラブという生協から野菜や食品を週一で買っていて、

 

卵などぼくら夫婦にくれるのですが、

 

あんたにいろいろやってもらうために卵をあげたりしているのに…、といったので、

 

そんな理由でくれているのなら、ぼくもとくにほしいわけじゃないのでいらないよ!となり、

 

少しごちゃごちゃあったのですが、

 

翌朝ぼくは忘れてしまう、つまりシングルタスクなので、単独で薬局に処方箋を届けようと思っていたら、

 

母がいきなり音もなく部屋に入ってきたので、

 

いつものように異常に驚いてしまいました!

 

 

まえになんどかこのブログに書いているのですが、ぼくはちょっとしたことで失礼なほどもの凄く驚く人なのです!

 

また母はなんでわたしなのにそんなに驚くのか!?とけげんな表情でした。

 

届けてきたよと母の部屋に薬の受け取り表を届け、

 

夜かえってきたら薬は受け取れたの?と確認に行きました。

 

そのときに昨晩母からもらったサバの燻製の賞味期限が3年前だったので、あれはどうしたの?誰かにもらったの?ときいたら、もらいもので3年間ずぅーと冷凍庫に入れておいたのだというので、じゃあせっかくだけど捨てちゃうね!

 

母もその方が良いといっていました。

 

 

 

その翌朝また母のところにご機嫌伺いに行くと、

 

母はなぜか猛烈に不満げで怒っていて、

 

あんたがあんなに変な人だと思わなかった!

 

もうあんたとは一切食事はしないし、つきあわない!などと言い出しました。

 

まあ落ち着いて話そうよと諸々話しきいていてわかったのは、

 

とにかく自分がものを頼んだら四の五の言わずにニコニコしてすぐにやってほしいのに、いろいろいうのでそれが不満なのだというのです。

 

そして、あんたなんか大嫌いで亡くなった姉の方がよっぽど良かった!大好きだった!という話になって、

 

ぼくはなんだか涙がでてきました。

 

 

 

それは、自分が悲しかったというわけではなく、

 

いつももの凄く母の愛を欲していた姉が、天国に行ってやっと母からもっとも愛される人になったのだなぁと思い、

 

悲しくも愛されていると思えなかった姉のことを思い出し、悲しかったり、良かったなあと思ったのでした。

 

 

 

母は自分に正直な人なのでわかりやすく、

 

父が生きていた頃は父が一番大好き!

 

孫と一緒に住んでいた頃は孫が一番好き!

 

ぼくはいつもそれなりに愛されてると思っていましたが、

 

姉は生前あまり母から愛されていなかったという思いが強く、いつも母の愛をものすごく求めていました!

 

愛着障害だったのだと思います。

 

姉がいま母からもっとも愛されているんだということを知ったら、感じたら、姉はとてもとても喜ぶと思いました。

 

もうすぐ7月28日。姉の誕生日です。

 

おねえちゃん本当に良かったね。

 

 

 

今日もここまで読んでくださって本当にありがとうございました。

ぼくたち人間にとって今日も愛が感じられることがたくさんありますように(*゚▽゚*)

 

P.S.

姉のことは詳しくはこのブログに書いてあります。