昨日のつづきです。
愛着障害(母親をはじめ養育者の愛情が不足した結果、後天的に情緒や対人関係に問題が生じる障害)という言葉を知ったのは数年前くらいだったと思います。
ぼくがなぜ愛着障害に強い関心があるのかというと、
恐らくぼくの亡き姉は愛着障害だったからなのだと思います。
姉は環境系の国際会議をオーガナイズするような仕事をしておりとても優秀な人でした。
姉の話は以前にも書いたのでこちらを読んでいただければ幸いです。
姉を愛着障害にさせてしまった原因は、未熟児で生まれ、幼少時にとても問題の多かった弟のぼく自身の存在が大きかったと思います。
昨日も書きましたが、一般的に母親も父親もすぐれた親になるための専門的な教育を受けてきたわけではなく、
第一子の場合はとくに新米ママとパパなので仕方ない面は多分にあると思います。
大人の愛着障害の特徴として
上記“愛着障害”リンク先の「りたりこ発達ナビ」によると
・傷つきやすい
・怒りを感じると建設的な話し合いができない
・過去にとらわれがち、過剰反応
・0か100かで捉えてしまう
・意地っ張り
先日の赤羽さんのワークショップによると
・自己肯定感が低い
・自身がない
・不安が強い
・見捨てられ不安
・無力感
・人の顔色をいつもうかがう
・人と深い関係を作れない
・人間不信
・アダルトチルドレン
恐らく愛着障害は数十年前の『うつ病』とおなじようなポジションにあり、いずれは、うつ病のように大きな社会問題になっていくと思っています。
愛着障害を緩和して自己肯定感を高めるには、
・母親以外でありのままの自分を全面的に受け入れてくれる相手(安全基地)を見つけること
※“安全基地”を恋愛相手に求めることはかなり難易度が高いようです
・幼少時に負った心の傷を継続的に紙に書くこと
※この場合、三人称(その子、彼、彼女など)でシナリオのように書くことで客観的に振りかえることができます
・小さな成功体験を積み重ねること
・ポジティブに接してくれる人を増やすこと
・ネガティブな対応しかしてくれない人とは極力接しないこと
・バランスの良い食生活を心がけること
・軽い有酸素運動をすること
・自然や動物と親しむ機会を増やすこと
自分が愛着障害であるかどうかにかかわらず、これらはすべてといっても良いほどとても大切な事だと思います。
そのためには、うんちマン式ファミリーチームビルディングのことを書かせていただくつもりだったのですが、
ごめんなさい。また長くなってしまったのでまた明日にさせてください。
今日もここまで読んでくださって本当にありがとうございました。
なんらかお役に立てれば嬉しいです。
今日も最高の一日になりますように(^ー^)v