低自尊感情と高同調圧力!?

「学び2.0」プロジェクトのメンバーであるあっこちゃんこと高橋明子さんが紹介していた鴻上尚史さんの人生相談の記事がとても興味深かったです。実は昔、鴻上さんのゲームを作らせていただいていたことがあります。

 

帰国子女の娘がクラスで浮いた存在に… 鴻上尚史が答えた戦略とは?

 

自尊感情とは!?

『自分を大切にし、自分をバカだと思わず、自分が生きていていいのかと疑問に思わず、自分の発言に自信がなくて言いたいことが言えないなんてことがない、自分はかけがえのない自分であるという意識です。』

 

同調圧力とは!?

『身もフタもなく言えば、「みんなが同じになろう」という日本の宿痾(しゅくあ)です。「宿痾」おどろおどろしい漢字ですね。広辞苑さんによれば「ながい間なおらない病気」です』

 

もう少し正確に言うと、「同調圧力の強さ」と「自尊意識の低さ」が「宿痾」です。

 

 

ぼくはなぜだか、日本人平均よりもかなり自尊感情が高く、同調圧力が大嫌いだったのだと思います!

 

以前のブログにも書きましたが、

 

いま振り返ると、小学1年生の入学時から地方都市の小学校に入学したぼくは、2年間くらいはその地方都市の人たちを観察するために気配を消して大人しくしていたのかもしれません!

 

彼らは、地方の島国の同調圧力から東京弁(標準語)を話すヤツは生意気だとかいって東京から転校してきた子たちをイジメていました。自分は入学時からいたのであまりイジメられなかったのですが、その同調圧力が耐えがたくて、どうすればこの人達の中で自分が優位に立てるのだろうと考えていたのだと思います。

 

3年生になったらいきなり学芸会の主役に立候補してみごと大役を果たし、それによって自分に自信もつき、彼らからも一目置かれる存在になりました。

 

転校してきた仲間どうしで独自のグループを作り、当時流行っていて東京のイトコから送ってもらったファッションブランドのステッカーを自慢したり、教科書を海外の包装紙でオシャレにカバーしたりして、好きなことをやって羽を伸ばしていた覚えがあります。(いま思えば生意気なガキです(^0^;))

 

さらに、小学5年の時に東京に転校になったのですが、それまで住んでいた地方都市では東京に負けじと強い同調圧力によって子どもに猛勉強を強いていたので、そのおかげで転校したら1学期分勉強が進んでいて、ほとんどの科目で5がとれたので、東京でも一躍脚光を浴びることになりました。

 

ぼくの場合は、このような体験によって必要以上に自尊感情が高まり、同調圧力に反発を感じるようになったのだと思います。

 

 

 

 

今日も大切な時間を使ってここまで読んでくださって本当にありがとうございました。

 

ぼくたち人間にとって自尊感情(自己肯定感)はとても大切なものだと思います。

 

P.S.

ぼくがうんちマンになったのは、必要以上の自尊感情の高まりと同調圧力への反発からというよりも、純粋意欲の方が強いと思っています。

 

連載「鴻上尚史のほがらか人生相談~息苦しい『世間』を楽に生きる処方箋」