“漂流女子”を救う「にんしんSOS東京」

昨日書かせてもらった友達のあっちゃんとオクちゃんと初対面の京大の桑原くん!もうひとり同席していたのは一般社団法人にんしんSOS東京代表理事の中島かおりさんです!以前、電通ダイバーシティラボ(DDL)の会議パラディスで一度お目にかかったことがあり、おとといは2度目でした。

 

ぼくは、例によってあっちゃんと超腸兆ハイパーメチャクチャくだらない話をしていたり、桑原君と京大の伝統的クレイジーイベントの話しや京大でもフラッシュモブ!しよう!という話をしていたので、中島さんとはほとんどお話しができませんでした。残念(T_T) 

 

なので、以前DDLでうかがったお話しを思い出しつつ、にんしんSOS東京のHPを拝見しつつ、書かせていただければと思っていら…、なんと!タイミング良くオクちゃんから中島さんが本を出版していたというメッセージが(゚∀゚*)ノ

 

ジャジャーン!『漂流女子 にんしんSOS東京の相談現場から (朝日新書) 』中島 かおり

 

Kindle版も出ていたので、思わずポチっちゃいました!

にんしんSOS東京は、このような思いと体制で活動をされているそうです。

 

「 生まれ た その 日 に なくなる 命 を なくし たい」「 東京 にも 信頼 できる 妊娠・出産 の 相談 窓口 が 必要 だ」 との 思い を 共有 する 7 名 の 助産師、 社会福祉士 が 集まり、 2015 年 12 月 に 相談 支援 窓口 を 開設 し た。 さらに 2016 年 6月 以降、 看護師、 保健師、 医師 を 仲間 に 迎え、 2017 年 9月 現在、 相談 支援 員 20 名、 運営 スタッフ 8 名 で、 日本 財団 などからの 助成 金 を 受け て 活動 し て いる。

 

『漂流女子 にんしんSOS東京の相談現場から (朝日新書) 』のKindle版を読み始めたら、以前に中島さんからうかがったような深刻な相談内容がリアルに克明に描かれていて、思わず引き込まれて1/3ほど読んでしまいました!

 

実母 の 育児放棄、 義父 の 暴力、 家 に 居場所 が なく、 助け てと 声 を あげ ても誰も 助け て くれ ず、 やむを得ず出産し、元彼からは愛のない性行為を強要され、おかげでまた妊娠したらしいが、お金もないので検査もできず、唯一やさしくしてくれる元彼の母にも相談できず…的な未成年女子の相談にのり、関係する公的機関などにも相談し、つきそい、アドバイスをつづけ、元彼の母に中絶費用を捻出してもらい、おかげでいまはなんとか落ち着いているというような内容でした。

 

こういうことは決してレアケースではなく、ぼくたちの友達や知り合いのほんのちょっと先で日常的に起きている現実なのだと思います。この本によると児童相談所に寄せられる虐待相談の件数は年間10万件以上で、児童虐待防止法 が 施行 さ れ た 2000 年から 相談 件数 は 増え続け、いまや約 100 倍 だといいます。

 

 

こういうとても大切だけど大変なお仕事をされている中島かおりさんの本を読んで、まずは現実を知っていただいて、ご自分やご自分のお子さん、友達、知り合いの方などが困っていたり、悩んでいそうだったら、そっとにんしんSOS東京を教えてあげたり、相談してみてください。

 

 

今日もここまで読んでくださってありがとうございました。

みなさんにとって今日も生きてて良かったって思えるようなことがありますように(^∧^)