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亡き大切な友に別れの挨拶をしてきた

久々のブログです。

 

昨日は高校の頃からの数少ない友だちに永遠の別れの挨拶をしてきた。

 

彼女は6年前に手術不可能な末期ガンであることがわかったという。

 

とても苦しく辛いときもあったようだが、ご主人からとても愛されていて、ご主人の献身的な看病のおかげもあって、幸せな闘病生活を続けてきたようだった。

 

彼女はいつも天使のように天真爛漫で、屈託のない笑顔が愛らしく、仲間の中でもアイドル的な存在だった。

 

 

 

彼女に最後に会ったのは仲間みんなで会食をした2年前だったが、

 

そのときにLINEグループをつくろうとぼくが提案をして、

 

たわいもない話しをときどきしていた。

 

 

確かにそれはそれで楽しかったりもしたのだが、

 

LINEグループを作る以前は年に一度くらいはみんなで会っていたのに、

 

LINEグループを作ってからは彼女の容態の良し悪しの波もあり、

 

また日常的にLINEでコミュニケーションをしていると、

 

なんとなく会ったような気にもなってしまい、

 

結局その後は会えずに、

 

昨日のお別れになってしまったのが残念ではあった。

 

 

 

 

彼女はお嬢様学校で有名な小中高一貫校出身で、

 

言葉づかいも、

 

「~~してくださる!?」

 

「~~ですもの」

 

などのお嬢様言葉をまったくイヤミなく使い、

 

さらに、

 

「おばちゃま」

 

「おねえちゃま」

 

などのいわゆる「ちゃま語」も使っていたものの、

 

高校一年の頃から美大の絵画科を目指して美大の予備校に通い、

 

そこでぼくらは出会った!

 

 

 

ぼくはといえば男子高生で、

 

自分も含めていつも薄汚い学ランを着て、

 

不良仲間と下らない遊びに呆けていたけれど、

 

ぼくはそれにも飽きたなぁと思っていた。

 

 

 

だから、子どもの頃から絵を描くのが多少得意だったので、近所の絵画教室で油絵を習い始めた。

 

自分の高校と同じ敷地にあった大学もなんだかつまらなそうだと思っていたので、

 

油絵を始めてみたらこれは美大に行くのもありだなと思った。

 

 

 

絵画教室の先生にきいてみたら、

 

美大に行くならちゃんと美大の予備校に行った方が良いということになり、

 

2年の夏期講習から通い始めたら、

 

お嬢様で可愛くて、ちょっとトンガッている的な女子高生がワンサカ来ていたので、

 

もうこれからは美大しかないと思い、

 

夏期講習が終わってからも毎日その予備校に入り浸るようになってしまった。

 

 

その後彼女と付き合ったりしたこともあったが、

 

仲間の他の男子ともつきあったりして、

 

とはいえ、いつも仲間のみんなは仲が良かった。

 

 

いまや2人に1人はガンになる時代だから、自分や妻のひだまりがガンになってもなんの不思議もない。

 

偶然だが、今日は『山の上大学ウェルビーイングゼミ「ニコイチ幸福学」×ワールドカフェ パートナーシップにおけるウェルビーイングを考えてみよう』というイベントに参加させてもらい、

 

改めてパートナーシップ(夫婦)の大切さを感じたのであった!

 

 

彼女のご主人はもうどれほど絶えきれぬ寂しさを感じでいるのだろうか…。

 

ぼくも妻のひだまりにもしものことがあったら、当分どころかいつまでも立ち直れない気がする。

 

 

 

久々に今日もここまで読んでくださってありがとうございました。

 

これからはブログもときどき書こうと思います。