どうしたらダイバーシティでインクルージョンするのか!?

ダイバーシティー(多様)な人たちがインクルージョン(包含)する社会になれば良いと思っている人はたくさんいるはずですが、それってどういうことで、どうしたら実現できるのでしょうか!?

 

まずどういうことなの!?ということでヽ(´ー`)ノ

 

ダイバーシティーとは!?

ダイバーシティとは、多様な人材を積極的に活用しようという考え方のこと。 もとは、社会的マイノリティの就業機会拡大を意図して使われることが多かったが、現在は性別や人種の違いに限らず、年齢、性格、学歴、価値観などの多様性を受け入れ、広く人材を活用することで生産性を高めようとするマネジメントについていう。 企業がダイバーシティを重視する背景には、有能な人材の発掘、斬新なアイデアの喚起、社会の多様なニーズへの対応といったねらいがある。

・日本においては、人種、宗教等よりは、性別、価値観、ライフスタイル、障害等の面に注目した多様性として捉えられている傾向がある。

・現在、人権等の本質的な観点だけでなく、将来的な少子高齢化による労働力人口の減少等に対応した人材確保の観点から“ダイバーシティ”に取り組む企業が増加している。引用:コトバンク

 

インクルージョンとは!?

包括(ほうかつ)。包含(ほうがん)。

組織内の誰にでもビジネスの成功に参画・貢献する機会があり、それぞれに特有の経験やスキル、考え方が認められ、活用されていることを「インクルージョン」(inclusion)と言います。「ダイバーシティ」が組織内に多様な人材がいる状態を表すのに対して、包括、包含、一体性などの語意をもつインクルージョンは、そうした多様な人々が対等に関わりあいながら一体化している状態を指す用語として区別されます。ダイバーシティをより発展させた新しい人材開発のあり方として注目されています。引用:デジタル大辞泉人事労務用語辞典 

 

日本は少し前まで、日本で生まれ、日本語を話し、黄色人種で比較的近い価値観を持った社会でしたが、コンビニでは日常的に外国人の店員が接客をするようになり、一般企業でも外国人の社員は珍しくなくなりつつあり、街では訪日外国人観光客が明らかに増えています。ぼくもときどき浅草、鎌倉、京都などへ行くと、外国人比率の多さには目を見張るものがありますし、渋谷などでもかなり増えている印象があります。

 

とはいえ、車いす利用者が街に増えている印象はあまりありません。多様な人たちが一緒にいても、働いても、生活しても、知識や認識、さらには余裕がなくなると、自分と異なる少数の人、つまりそれぞれの状況において(年齢、性格、学歴、人種、宗教、性別、価値観、ライフスタイル、障害等)の人たちに怒りの矛先が向くことが多いようです。

 

先日の超福祉展では「みんなのダイバーシティ調査」(電通ダイバーシティラボ/電通2020プロデュースセンター 調査監修;慶應義塾大学 中野泰志教授 協力:超福祉展)では、以下の調査結果が発表されました。

 

Q.朝の通勤ラッシュ時など、電車やバスが混み合う時間帯で戸惑った経験はありますか?

車いすがのってきて狭くなったと感じることがありますか?

多々ある:2%

たまにある:14%

あまりない:33%

まったくない:51%

その原因は、どこにあると思いますか?

車いすの「人」自身:48.4%

朝のラッシュ時に乗らないといけない事情:47.4%

通勤時間を選べない「社会的制度/風潮」:38.6%

スペースがない「インフラ/環境」34.8%

 

人は余裕(精神、時間、経済etc.)がないときに、自分に不都合なことがあると、人につらく当たったり、怒りや嫌悪を感じたりします。こんなことをえらそうに書いたり言ったりしているぼくもときどきそういうことがあり、反省しきりです。

 

ダイバーシティーな人たちがインクルージョンする社会を実現するには、大人や子供に対する教育はとても大切だと思います!

多くの場合、大人から差別や排除などの不要な知識を与えられていない子供は、ダイバーシティーでインクルージョンなのだと思います。年齢、性格、学歴、人種、宗教、性別、価値観、ライフスタイル、障害等に関係なく、仲よくしたい者どうし仲良くなります。

まず大人がそういう子供達から学び、学んだことを子供を教える大人に教えれば、大人から差別や排除などの不要な知識を与えられている子供も含めてダイバーシティーな人たちがインクルージョンする社会が実現できるのかもしれないと思いました。

 

また、便利な面もあるとは思いますがビジネスマンや学生を画一的なスーツ(就活スーツ含む)や制服から解放してあげることも「社会課題」を解決するには、根本である「社会通念」を破壊するという観点からは重要なのだろうと思います。

 

 

 

今日もここまで読んでくださってありがとうございました。

みなさんにとって今日もたくさん素敵なことがありますように(^∧^)