愛着障害の方と偶然お会いする

先日ラジオ放送局『ゆめのたね』の番組収録がありました。

 

電通ダイバーシティラボのパラディスという会議でお目にかかったことがある國保祐子さんという声がチャーミングで素敵な女性から番組出演依頼をいただき、実は以前にも別の番組に出演させていただいたことがあったのですが、収録をしてまいりました。

 

放送は11月 の毎週日曜日の朝9時~9時半で4回放送されます。

 

番組名 I Love YOU

パーソナリティ Yuchin

東日本チャンネル 日曜日 9:00 - 9:30

 

 

番組収録1時間ほど前に打合せをはじめて、定番のなぜうんちマンになったのかという質問からはじまり、ぼくの個人的なことをお話ししていたのですが、人生を変えたきっかけということで、姉のことや「学び2.0」での子どもたちとの出会いからの気づきのことなどもお話していた流れで愛着障害の話になり、

 

母親は悪気になく子どもを愛着障害にしてしまうことがあるということ。

 

子どもは母親に好かれたいがために母親が望むようなキャラクターを演じ続けてしまい、思春期などにそのキャラクターが通用しなくなり、破綻してしまい、本当の自分がわからなくなって、混乱してしまうことがあるのです。

 

なんでも障害という名前をつけてしまうのは良くない傾向ともいわれていますが、わかって安心する方もいらっしゃるし、苦しんでいる方がたくさんいらっしゃると思います。

 

というお話をしたら、

 

國保さんが思わず涙ぐんだ感じになられて、

 

わたしも愛着障害(だった)のかもしれません。

 

…と、ご自分の子どもの頃からのお母様との関係性などをお話になり、それによって人生に大きな影響があり、ご苦労されてきたことなどを一気に語ってくださいました。

 

ぼくの姉もそうでしたが、自分でも気づかぬうちに愛着障害になっていて、なぜ自分はこんなにも生きづらいのだろうと生きづらさを感じていたり、

 

それによって母親を責めつづけ、それによって自らも自己嫌悪に陥ってしまい、また母親を責めてしまうという悪循環から抜け出せない方が少なくないといいます。

 

ぼくの姉も幾度となくその悪循環によって人生を狂わされ、ようやく抜け出せるかもしれないというときに命を落としてしまいました。

 

先日も友人からうんちマンがなぜ明日開催するような「心のバグのなおし方」などというテーマのワークショップをやるのか不思議だといわれましたが、やはり姉の問題から自分自身も見つめ直す機会をもらい、おかげでいまにいたっているので、多少なりともそういう生きづらさを感じている方の力になれたらという想いから、微力ながらやらせていただいているのだと思います。

 

 

今日もここまで読んでくださって本当にありがとうございました。

 

今日も生きづらさから救われる人が少しでも多くいますように。