タスマニアのうんち製造マシンがあるミュージアム

先日のブログでオーストラリアの花火葬のことを書いたので、

 

最後にはオーストラリアで花火となって散る!というのも悪くないと思ったついでに、

 

オーストラリアのタスマニアにミュージアム・オブ・オールド・アンド・ニュー・アート(MONA)というかなり変わったミュージアムがあり、そこに食べ物を食べてからうんちになるまでを科学的に再現したうんち製造マシン(SHIT MACHINE)というものがあるという話しを、数年前に親友のアルフレッド・バーンバウム(アメリカ人の日本文学翻訳家、メディアアーティスト。特に村上春樹の英訳で知られる。また、アジアの芸術やポップ・カルチャーについての翻訳・執筆なども行っている。※引用元Wikipedia)からきいていたので、どうせならタスマニアで花火葬をやりたいと思った。

 

彼とは、まだぼくが多摩美の大学院でリトグラフでポップアートを描いていた頃にぼくの展覧会に来てくれ、とてもぼくの絵を気に入ってくれたことがきっかけで知り合い、長くお付き合いさせてもらっている。

 

 

以下の文章の一部は、実は数年前に書いたブログをもとにリライトしている(^^ゞ

 

この作品が所蔵されているMONAというミュージアムには、もの凄く変わった作品ばかりが展示してあるそうだ。

 

写真で見る限り“うんち製造マシン”のうんちは、確かにタップリかつモッコシと本物のうんちに負けず劣らずの素晴らしい出来映えだと思った(o^-‘)b さらに「臭いはどうなんだろう!?」とも!

 

このMONAというミュージアムのオーナーの方は天才的な数学力を活かして世界各地のギャンブルで稼いでこのミュージアムを作り、独自の視点で作品を集めたり、展示をしているとのことだった。

 

世の中にはなんだかとても素晴らしく変わった人がいるものなんだと思うと、嬉しく、安心してしまうのであった。

 

友人のアルフレッドは仕事絡み!?でこのMONAに行ったことあるがそうだが、ぼくも一度は行かねばと思ったのであった!

 

 

アルフレッドにはとてもチャーミングなミャンマー人の奥さんがいて、まだミャンマーが軍事政権のときに結婚式を挙げたのだけれど、その結婚式には村上春樹さんも来られていて、ミャンマーでも毎朝ジョギングをしているとのことでした。パーティのときには、ダンスミュージックが流れて外国人も多かったので、たくさんの人が踊っていたけれど、村上さんはダンスなんてあり得ない!という感じで、とても物静かでシャイな方なのだろうという印象だった。

 

 

 

 

今日もここまで読んでくださって本当にありがとうございました。

 

ぼくたち人間にとって幸せだと思える人が増える一日でありますように(*゚▽゚*)

 

P.S.

当時のミャンマーにはすでにリゾートホテルが建っていて、思ったよりもトロピカルで洗練された印象だったが、マーケットにいくと幼い子ども達が絵ハガキを売っていた。ぼくらが停まっていたリゾートホテルの一泊分の料金をきいて、彼らの1年分の稼ぎと同じくらいだと知って腰を抜かすほどに驚いていた。そのようすがあまりに純真でとても愛らしかったのだけれど、ぼくらには絵ハガキを多めに買ってあげることくらいしかできず、あまりの貧富の差にがく然としたことを記憶している。