
ぼくたち日本人は海外の人たちから超腸兆メチャクチャクリエイティブだと思われているようです。
この調査は2016年にアドビシステムズが、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、日本で18歳以上の成人約5000人を対象としてオンラインで実施したそうです。
この5カ国の中でもっともクリエイティブな国だと思われているのは日本で34%!
2位はアメリカで28%
3位はイギリス、ドイツ、フランスで11%
もっともクリエイティブな都市だと思われているのは東京で28%!
2位はニューヨークで23%、3位パリ14%、4位ロンドン10%
以下5位はLA、サンフランシスコ、ベルリンで同率7%
にもかかわらず、
自分をクリエイティブだと認識している日本人はたったの13%!
ドイツ人は57%でアメリカ人は55%もいるのにです。
さらに、日本は調査対象5カ国の中で『クリエイティビティへの投資が経済的な成功をもたらす』ともっとも考えていない。つまりクリエイティブを軽視しているといっても良い結果となっています。
外国の友達からは『日本人ってスッゴくクリエイティブですねー!!』と思われているのに、
自分では「えーっ(^0^;) いやいやいや!オレなんかそんな大したもんじゃないよホントに!それにクリエイティブで出世できるわけでもないしね(>_<)」と本気で思っていそうなのが日本人らしいです。
この理由として、
1.日本人は謙虚だから。
2.日本はIT分野で世界に後れをとっているから(20年ほど前からゲームも世界の市場では衰退の一途を辿っている)。
3.日本には起業家精神や起業文化(失敗を恐れずにチャレンジする気持ち)が足りない。
などがあるようです!
これを考察してみると、
日本人は「いい気になったり」、「つけあがったり」しにくい人たちが多そうだ!
↓
これは裏を返せばエゴイスティックでなく謙虚でとても素晴らしいことだ!
がしかし…、
同調圧力が強いので、他の4カ国の人たちみたいにカジュアルにというかナチュラルに「いい気になったり」、「つけあがったり」しにくいので、起業家精神や起業文化も育ちにくいのだと思います。
IT分野でもっとも進んでいるのはアメリカで、この5カ国以外では今後は中国がもの凄い勢いですが、後れをとっているのは日本だけではないので、そこもまた謙虚というか控えめなので、そう思ってしまうのだと思います。
日本のゲーム産業が衰退したのは、日本の市場がそれなりに大きく、世界のマーケットを意識するよりも、良くも悪くも自分達日本人がプレイしたいゲームを優先的に作ってしまったからなのかもしれません。
その中で任天堂が唯我独尊、自分達のゲームづくりの信念や基準を持ち続け、自分達が良しとするしくみをベースに、先進的でオモシロく質の高いゲームを作り続け、成功し続けています。
任天堂のゲームづくりは、日本人が得意といわれている言語化やマニュアル化しにくい職人的なスキルの積み重ねと新しいアイデアを積極的に受け入れるバランスが絶妙だと思います!
ベースとなる自尊感情(自信や自己肯定感)があるからこそ、自分も楽しめて世界中の多くの人に喜んでもらうために、徹底的に試行錯誤や創意工夫を繰り返すという謙虚さが生きてくるのだと思います!
今日も大切な時間を使ってここまで読んでくださって本当にありがとうございました。
ぼくたち人間は今日も超メチャクリエイティブで謙虚に生きられますように(*゚▽゚*)
P.S.
今は亡き任天堂元社長の岩田聡さんの名物コーナーです。社長が訊く『Splatoon(スプラトゥーン)』