こどものために捨てる親のエゴ!?

こどもを育てたこともなく、教えたことすらないのに、今日はエラそうなことを書かせていただく無礼をお許しいただければ幸いです。

 

ぼくは、こどもは嫌いじゃなく、むしろ好きな方だと思いますが、こどもができませんでした。

 

こどもは授かりものだと思っていたので、自然にまかせていましたし、妻のひだまりと二人だけで十分に楽しく過ごしていたので、結婚してからはペットも飼ったことはありませんでした。

 

唯一家にたくさんいた生き物は植物でした。

 

ひだまりが買ってきた観葉植物が枯れそうになっていたので、水をあげるようになったら元気になったのをきっかけに、一時はバルコニーの広い賃貸マンションに住んで200鉢くらいの植物を育てていました。

 

 

おかげさいまはもっとも多くなりバルコニーや屋上は植物だらけです。

 

植物はそれぞれの個性があり、それぞれに望ましい育成環境があります。

 

日の光が好きな植物(子)が多いですが、日影が好きな子もいます。

 

水を好む子が多いですが、あまり好まない子もいます。

 

ぞれぞれに個性ある植物を自分の好き勝手に育てることはできません。

 

ある程度の知識はネットや本で得られますが、その通りになるとは限りません。

 

植物は物言いませんから、よく育ってくれるように日々じっと観察をするしかないのです。

 

 

 

自分には直接的な被害は及ばないし、面倒だと思っていた実家の家族間のコミュニケーション問題が、父の他界とともに重く激しくなり、その解決のために学んだことはとてつもなく大きく、そのおかげでいまのぼくがあると思うくらいです。

 

このことをきっかけに、“人は変えられないが、自分は変われる”ということに気づき、おかげで自分の会社の最大のガンは自分であることに気づいたので、ほぼ完全に自主経営をしてもらうようになりました。

 

 

うんちマンになって、ワークショップや人前で話すことを頼まれたりするようになり、自分でもワークショップなどさせていただくようになって、

 

うんちマンの学校でもやったら!?的なお誘いがあり、そこから「学ぶ、教える」ということも考えるようになって、いまや「学び2.0」プロジェクトをはじめて「学びの自由化プラットフォーム」などをめざすようになっています。

 

 

自分でワークショップとかをやらせていただいていても思うのは、自分が教えられるなどということはほんのわずかで、やはり自分の在り方というのが問われるのだと思います。

 

 

以前は、ぼくにとって会社や会社のメンバーは自分のこどものようなものだと思っていました。

 

ところがというか、だからこそ、

 

会社は社長の所有物でも、誰のものでもないので、会社や会社のメンバーを社長の価値観で縛ったり、押しつけたりせずに、あるがままの会社のメンバーの意見を受け入れて、応援しよう!

 

と思えるようになってから、紆余曲折、浮き沈みもあったりしましたが、彼らを信じて観察と勇気づけと、依頼があればできるかぎりの支援をすることに徹しているつもりです。

 

おかげさまで自主経営は順調に推移しています。

 

 

大変せんえつながらこれを子育てに置き換えると、

 

こども達は親の所有物でも、誰のものでもないので、こどもを親の価値観で縛ったり、押しつけたりせずに、あるがままのこどもの意見を受け入れて、応援しよう!

 

となります。

 

 

 

今日もここまで読んでくださって本当にありがとうございました。

 

これから「学び2.0」プロジェクトを進めていく上でも紆余曲折、浮き沈み、艱難辛苦あると思いますが、同じような考え方で、プロジェクトを進めていきたいと思います!